興奮しているうちは餌を与えずに、落ち着いている時に餌を与えるようにしましょう。

【スポンサーリンク】

えさを与えるタイミング

犬が落ち着いている事のご褒美として餌を与えるようにすると、犬は穏やかになってきます。

犬が興奮しているうちは餌を与えずに、先にヒトが食事を済ませてもよいでしょう。

その際はできるだけ犬から見えないようにします。私達が食事をしていれば、当然に犬はその食事をねだりにきます。これでは興奮が止まないので、犬を別の部屋に置くなどして工夫します。

別の部屋にいれば、我々の食事の様子も見えませんし、犬は静かな部屋に居れば落ち着くのも早まります。

犬とヒトの歩き方

街で犬の散歩をしている人たちを見かけたら、試しにその様子を観察してみてください。

多くのケースで犬は飼主よりも前に位置して飼主を引っ張っている事が判ると思います。これではまるで飼主が散歩に連れて行ってもらっているようなものです。

さらに酷いケースでは、犬は全身が力んだ状態でリードはピンと張り、グングンと進んでいます。はたから見れば飼主が犬に轢かれている状態です。特に多いのは小型犬です。

小型犬が引っ張っても力が弱いために飼主はそんなに困ることもなく、見過ごされがちなのでしょう。

一方で大型犬は力が強いため、引っ張られると怪我の恐れもあります。

引っ張られた勢いでリードから手が離れ、犬が逃げてしまうリスクもあります。なので大型犬の場合は訓練を受けることが多く、街を歩く大型犬達も脚側行進の訓練がされているケースが多いようです。

問題行動を抱える犬達の多くで前者のような散歩の仕方をしている飼主が見られます。

よく訓練士や犬のしつけに慣れている人は「犬は飼主の横に付いて歩けるようにする(脚側行進または脚側歩行)」と言います。もちろんその通りです。

散歩では公共の道路を歩くことになります。道路には他の人もいます。車やバイクも往来します。犬のことを嫌いな人もいます。

私達と愛犬は社会のルールの上で生活している訳ですから、社会のルールとマナーを守る義務があります。

そんな社会の中を犬が好き勝手に行動していては、他の人にも迷惑をかけることになります。車やバイクなどに接触して事故を起こすかもしれません。

ましてや犬が、猫や他の動物を見つけて突発的に道路などに飛び出して交通事故をおこしたら、その賠償も負わされることになりかねません。なので犬は飼主の横に付いて歩けと言われています。

しかし、ただ単に飼主の横を歩けば良いというふうに解釈すると間違いを産むことになります。

現に犬が脚側で歩いていても突発的な行動はできるからです。もちろん脚側に犬がいるので制御は簡単になります。

しかし仮に大型犬であればその力には逆らえない事も多いのが事実です。ではどうすれば良いのでしょうか。

結論から先に述べると犬は飼主の前でも横でも後ろでもどこを歩いても良いのです。こういうと逆説的だと思う方もいるかもしれませんが、それは違います。

ここで大事なのは合図をしたら直ちにヒールポジションに付くようにすることです。

ヒールポジションとは人の真横の位置のことです。

散歩の道中で何かの危険を察知したら直ちに「付け(ツケ)」や「後へ(アトへ)」の指示をだして飼主の側面で停座(お座り)させたり、待機(待て)をできるようになっていれば、多くの危険を回避できます。

これには指示への応答性を高めておくことが前提ですが、時間を掛けて教えていけば必ず犬は覚えられます。

さらにもっと大切であり、散歩において一番重要とも言える要素があります。それはリラックスして歩くことです。

たとえば脚側歩行をしていても犬が辺りを執拗に警戒していたり、それに伴って緊張状態にあれば、犬がどこのポジションを歩いていようと突発的な行動に出やすくなります。


→ 戻る

→ 次へ


引用文献・参考文献

著者 田中 雅織氏

【スポンサーリンク】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です