犬の怯えたような表情、よく観察しながら表情が和らぐのを待ちましょう。トイレのトレーニングはどうすればよいのか。

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犬との関わりとして

じゅんち【馴致】(名)スル、とは、

なれさせること。なじませて,次第にある状態に達するようにすること。
「千年万年の間に一された習慣を」〈硝子戸の中漱石〉(辞書引用)

具体的な馴致の方法はここでは割愛しますが、簡単に一例を説明しておきます。

犬が怖がってその場で固まったり、家に急いで引き返そうとしても、飼主は動じずにその場に立ち尽くします。

犬の表情を見ると怯えたような表情をしていると思います。その表情をよく観察し続けながら犬の表情が和らぐのを待ちます。たとえ何分かかっても待ってください。

その際には話しかけたりぜず、触りもせず、目も合わせないようにすると、犬が落ち着きやすくなります。

犬は怖がっているものの、飼主は一向に動く気配を感じないので、犬は恐怖の対象から逃げることができません。

なのでその場で考えるようになります。「どうすれば、この嫌な状況から脱することができるか」と。

そうこう考えているうちに、置かれている状況に少しづつ慣れてきます。犬の表情から緊張や不安が和らいできたら褒めます。褒めて安心した表情をしたら成功です。

逆に褒めることで取り乱すようなら、もう少し待ってあげます。この方法で少しづつ不安を解消することができます。

地面に伏せてガンとして動こうとしない場合は、いくら待ってもそのまま動けない事もあります。

この場合ではリードを顎の下に回して正面からリードをゆっくりと引きます(決して急いで引いたり、強く引きすぎたりしないでください。犬がリードを怖がってしまうことにもなります)。

そうすると顎の下にあるリードが持ち上げられ、頭が前方上方向に持ち上がります。

こうすると犬は前に動きやすくなり、そのうち前脚が一歩前へでます。

脚が前に出た瞬間にリードを緩めて褒め、その流れに乗ったまま歩くと自然に歩き出します。途中でまた停まったら、この流れを繰り返します。

このような方法で少しづつ不安を払拭してあげれば馴致できます。

肝心なのは焦らずに根気よく取り組むことです。たとえ1日で玄関から数メートルしか進めなかったとしても、1歩でも進めれば大きな効果です。

次回の散歩で少しづつ距離を延ばしていけば、ある時に恐怖心が薄れて散歩ができるようになります。

散歩の楽しさが判ると、普通の犬のように「散歩」という言葉を聞くだけで大喜びする犬に生まれ変わります。

もし愛犬が散歩を怖がるようなら、決して放置したり、過保護になって散歩を諦めたりせずに、しっかりと馴致してあげてください。

具体的方法が解らなければお近くのトレーナーに相談して、トレーナーと共に馴致するのが効果的です。

トイレのトレーニング

愛犬が家の中で好き勝手に排泄をしてしまって、困らない飼主はいないでしょう。

よくある、犬の雑誌やネットの記事には「サークルの中にトイレシートを敷く」とありますが、これはお勧めできません。多くのケースで犬はサークルやケージで寝ます(私はケージやサークルは使いませんが)。

寝床の近くにトイレを置くというのは犬にとって極めて不自然であり、これはあまりにも可哀想な飼い方の一例です。

そもそも犬は綺麗好きです。自分の寝床のそばで排泄をしません。

主に寝床から少し離れた場所や、自分の縄張りの境界線にマーキングを伴って排泄するのが自然なスタイルです。

間違ってもサークルやケージでトイレをさせるように教えないことです。

トイレをどこでさせるか。これについては、家庭環境によっても変わってくると思います。

ここでは、基本的なトイレトレーニングの方法をご紹介します。それぞれの家庭環境に合わせて応用してください。

愛犬が普段の行動とは違い、床の匂いを嗅ぎまわったり、ソワソワしてきたら排泄のサインです。


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引用文献・参考文献

著者 田中 雅織氏

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