犬はなぜ散歩が必要なのか、散歩の意味(理由)を知りましょう!

第一章・散歩の意味を知ろう

散歩は絆を深める最高のツール

散歩は毎日のアクティビティです。

例えば、日に2回の散歩を行うとします。すると同じ事の繰り返しを日に2回行うことになります。

この散歩というアクティビティの中で、あるルールを設けてみます。そのルールは散歩と同時に日に2回繰り返される事になります。 するとどんな犬でも、毎日2回繰り返されるルールを自然と覚えるようになります。

我々ヒトという動物も同じ事を繰り返していれば、難しい事でも習得できるのと同じメカニズムです。

ここで設ける散歩中でのルールは愛犬との信頼関係を構築し、街中での散歩を安全に行い、かつ他人に迷惑をかけないようにするものです。

このルールは散歩中のあらゆる場面で用います。ルールとはコミュニケーションを意味します。

そして犬がこのルールを上手くこなせたら、その都度にしっかりと犬を心から褒めます。

そうすると犬は散歩の最中に多く褒められる事になります。ただでさえ楽しい散歩の時間にさらに、多く褒められることになるので、 あなたの愛犬は喜んで指示に従うようになります。

通常の散歩というアクティビティを手順を追って見てみると以下のようになるはずです。

・散歩の支度をする(出発前の準備・リードをつけるなど)

・玄関を開ける

・出発する。

・一旦停止する(信号まちなど)

・道中にある公園や広場などに立ち寄る。

・帰路につく

・玄関を開ける

・リードなどをはずして散歩を終える

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少なくみてもこれだけの項目があります。これらの項目のそれぞれに”指示をして”を足してみてください。これが基本的なルールとなります。

・指示をして、散歩の支度をす

・指示をして、玄関を開ける

・指示をして、出発する

・指示をして、一旦停止する(信号まちなど)

・指示をして、道中にある公園や広場などに立ち寄る

・指示をして、帰路につく

・指示をして、玄関を開ける

・指示をして、リードなどをはずして散歩を終える

犬がこれらの指示に従ったら褒めます。この流れでは、犬は散歩中に少なくとも8回は褒められることになります。

言い方を変えると、飼主は犬を散歩中に8回も褒めるチャンスがあるとも言えます。この褒めるという行為が愛犬の行動に変化をもたらし、愛犬との信頼関係を築くのにも大いに貢献します。

犬は褒められる事によって、その行動が強化されます。簡単に言うと、褒めて貰えることで、その行動に自信がつき、積極的に、その行動を取るようになります(詳しくは第三章:犬の学習理論を参照)。

そして褒めて貰える相手に対しての信頼度も高まっていきます。とにかく今は、愛犬には褒められるチャンスが散歩の中にたくさんあるという事を理解してください。

このように、毎日の散歩の中で飼主は、多くのルールを実行します。つまり、飼主は沢山の指示を愛犬に与えるということです。

して愛犬が指示に従えたら”心の底から褒める”を繰り返します。

愛犬は褒められるという報酬を貰える上に、大好きな散歩が続行できるという報酬も得ます。 これを繰り返すことで、愛犬は「指示に従う楽しさ」と「散歩の楽しさ」の両方を学習します。これらを学習した犬は、こちらの指示への応答性も格段に高まります。

なにしろ愛犬は”指示に従うと良いことがある”と理解していますから、喜んでこちらの指示に従うようになるというわけです。

この散歩しつけ術を始めた頃は、あなたの愛犬は指示に従えないこともあるはずです。

愛犬が指示に従わなくても決して叱る必要はありません。 いちいち叱っていると、褒める回数より、叱る回数が上回ってしまい、結果として犬は「なにやら指示がでると、その後に叱られる。 しかもワケも解らずに…」と学習してしまいます。


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引用文献

著者 田中 雅織氏

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