猫の飼い方の基本2-⑥足元や手に体をこすりつけてくるのはなぜ?猫の鳴き声には。

【スポンサーリンク】

8.すりすりはニオイ付けが目的

飼い主の足元や手に体をこすりつけてくるのは、よく見られる猫の行動です。基本は『親愛」を表す行動で、自分のニオイを付けるマーキングの意味もあります。

ニオイを出す臭腺は、猫のアゴの下、口周り、耳の付け根、しっぽの付け根にあり、それらの部位をこすり付けているのです。

すりすりされた人は、その猫の縄張りの一部として印をつけられたことになります。仲間(であり所有物)として猫が認識しているということです。「あなたは私のもの♪」と言われているのと同じなので、猫好きにはたまらないかも。

しかし、同じマーキング行動である「ツメとぎ」や「尿かけ」に比べ、すりすりによるニオイ付けは持続性がありません。そのため猫は、ときどき縄張りを回ってすりすりをやり直します。人だけでなく、家具や柱にも何度もすりすりします。

飼い主さんの手に頭を押し当ててきて、頬やアゴをすりすりし始めたとき、耳の横を優しくかいてやると、猫はますます喜んで胴体やしっぽをこすり付けてきます。これはニオイ付けの他に「挨拶」の意味でもあるので、お互い(猫と飼い主)のニオイを付け合うことで、仲間という意識を共有しようとしているのでしょう。

よく、猫のしっぽの付け根をポンポンと軽くたたくと、お尻を上げて「もっと」のポーズをしますが、これもしっぽの付け根に臭腺があるから。猫のツボのようなものなので、刺激されると気持ちいいんですね(無反応な猫もたまにいます)。

猫に好かれるには『しっぽの付け根ポンポン』がけっこう効果的かも。しっぽをピンと立ててお尻を上げてきたら、喜んでいるサインです。

耳の後ろやアゴの下も同様で、なでてあげるとたいていの猫は悦惚の表情を浮かべます。とくに顔としっぽの付け根は、自分で舐めて毛づくろいすることができないので、なでてもらうと、すごく気持ちいいようです。

特に頬はいつもむず痒い状態らしいので、飼い主になでてもらうと喜ぶでしょう。

猫が近づいてきてすりすりし始めたら、こちらも“臭腺ポイント”を中心になでてあげましょう♪

猫同士の場合は顔と顔をこすり合わせて挨拶します。あれもお互い“仲間”だと確かめ合うためにしているんですね。

相手が人間の場合は頭が届かないので、飼い主が座っているときに丁度いい高さにある手にニオイ付けをしているのです。

ただ、よく知らない人(飼い主の知人やお客さん)にすりすりする場合は、仲間意識というよりも、ただ単にテリトリーの一部としてマーキングしているだけのようです。

【スポンサーリンク】

9.猫の鳴き声はあなたへの意思表示

猫は人間の言葉を話すことはできません。

だからといって、猫とのコミュニケーションを諦める必要はありません。

猫の鳴き声には意味があり、飼い主が積極的に理解してあげようと思うことが大切です。

もともと猫の世界では、会話として鳴き合うということはまずありません。子猫が母猫を呼んだり、困ったときに「誰か助けて!」と鳴き声を上げることはありますが、大人の野良猫がニャーとかミャアと鳴いている姿はほとんど見ないと思います(ケンカするときの陰り声や発情期の鳴き声は別)。

飼い猫が鳴き声によるコミュニケーションをとろうとするのは、「ゴハンが欲しいよ」「遊んで!かまって!」「甘えたいな」という自分の気持ちを飼い主に伝えたいから。猫は状況に合わせて様々な鳴き声を使い分け、何らかのメッセージを必死に伝えようとしているのです。

以下、鳴き声の基本的な種類(パターン)をご紹介します。

これを覚えておくだけで、猫の今の気持ちを理解するヒントになると思います。猫があなたに向かって鳴いてきたときは、無視をせずちゃんと応じてあげましょう。


戻る → 猫の飼い方きほんのき!2-⑤

次へ → 猫の飼い方きほんのき!2-⑦


引用文献

猫の飼い方きほんのき!~絶対知っておきたい24のこと~  星野うた (著)

【スポンサーリンク】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です